福島第1原発から200Kmも離れた、千葉県柏市の住民の方が散歩中にホットスポットを発見し、専門機関にて検査を依頼したところ、セシウム134が2万3663ベクレル、セシウム137が2万8884ベクレルという驚きの結果が出ました。合計すると5万2547ベクレルもの放射線量が検出されたことになります。
ここは閑静な住宅街のすぐそばで、付近に農園もあり、通学路にもなっている場所です。
放射線障害を防止するための法律の基準では、1kgあたり1万ベクレルを超えると、それを扱う人は許可が必要になり、管理区域を設けたり、年に1回の健康診断を受けることが義務付けられます。
柏市の土1kgあたり5万ベクレル超という値は、1平方メートルあたりに換算すると、1平方メートル当たり約340万ベクレル(原子力安全委員会が使用する「係数65」に依拠して計算)というとんでもなく高い数値になります。
旧ソ連が設けた強制避難区域の基準1、平方メートルあたり55万5000ベクレルを大幅に超えてしまう数値です。
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