た、「復興構想会議」ーーーは
「思いつき集団」にしかすぎない。
怒り!!
総理の「思いつき」で立ち上げた「復興構想会議」が難破した舟のようだ。
よくぞ知らせてくれた「産経さん」↓↓の記事のように案の定、難航している。
罹災してる地の被災者にとっては、全く厄介なモノを作ったものだと思ってしまう。これでは、各省庁の事務方もこの厄介な集団のために、動けないではないか!!もう一度この現地を見よ!!と言いたい。
突然で、しかも遅かった菅総理の思いつきの「復興構想会議」。
だいたいが、天皇陛下と被災地の視察を期を同じにしてるなど・・。立ち上げ自体も遅く、危機管理能力は全くないと言っていい。
このような、大惨事には官僚(事務方)をうまくつかいこなさないと、どうにもならない。
やはり、各省庁の役人は日本の頭脳である。(天下り論は今は別の話しだ)
政治家だけでは、限界があり「実務が優先されるべき」なのである。
そのような、緊急を要する状況の中で、なんで、このような「復興構想会議」を思いついて、あのようなメンバーを揃えたのか・・?
制度論や方法論に詳しい官僚を抜きにして、各界の知名度だけを頼りに、作った「復興構想会議」は最初から心配していたが・・。やはり・・。っていう感じだ。
このような、事を三陸地方の漁師は昔から、こう云う。
「舟ばかり掃除して漁模様を聞いて、漁に出ない漁師」=(実際にこのような人はいるのですよ。ホント。)
全く、この言葉がぴったりのような感じである。
まさに、「机上の空論」ばかりで、メンバーが自分の蘊蓄(うんちく)ばかり主張して、結論がみいだせるはずがない。
なんだか、選出された委員たち自分の得意分野で学問や知識を傾けるだけで、一定の結論を見出そうとする気が無い。それぞれの委員が、それこそ自分の得意分野を思いつきで勝手なことを喋っている。
この会議を立ち上げた菅直人とそっくりだと思うのは自分だけだろうか・・?
例えば、
「復興のグランドデザインを目指す」のはいいが、なんでここで「道州制」まで飛び出してくるのだろう。関係のない事だと思うのだが・・。
また、「借金を上積みすれば日本の財政は、レベル7になる」などと論議をしている場合ではない。このデフレのタイミングで増税などすれば、ますます日本経済は委縮して、取り返しがつかなくなる。「がんばれ日本」が聞いてあきれる。
さらに,スケールメリットで東北の漁業を改革しようとする案に対して、「小さな漁協は東北の風物詩」などと、学級委員のようなトンチンカンな事を言っているやつもいる。
21日の次回会合で財源問題の紛糾は避けられず、また、くだらない空論が予想される。
津波で罹災した漁師のほとんどは、「そこに住みたくはないが、漁師は続けたい」と思っている。
なぜ、このような声に耳を傾けないのだろう。なんで、被災地に訪れて本当の罹災者ニーズやその地の内情に詳しい市町村の首町やリーダーの声をきかないのか・・・?
不思議でしかたがない。そのに住み、生活をしていく民衆の声こそが一番大切で、そこから論議をスタートすべきである。
津波の前の形に戻るのなら、そもそも「グランドデザインを」などと称した論議は不要である。会議の目的も前提も決めずに「思いつき集団」が「思いつき会議」をした所で被災地が復興する手立ては生まれない。
評論家とか学者は、自分の意見を言うのは得意だが、人の声に耳をかさないこれが、思いつきの石頭の連中なのだ。
とにかく、こんなに遅く、中身が実態に即していない、空論ばかり集団では、「思いつき集団」はもう解体して欲しい・。税金の無駄遣いである。
中央政府がこんな馬鹿げた会議をやっている間に、被災地の行政は着実に復興計画の作業を続けている。
地元だから言うのではないが、小沢氏がずっと主張してきた「地方に権限、財源移譲すべきだ」という話は今回の震災で、その洞察力の凄さを感じた。
長い、政治経験から生まれた理念なのだろう。周囲の反菅氏の議員が「菅おろしに」なっているのは、こういう背景もあるのではないだろうか・・?
とにかく、この度の、3.11の大災害。
「中央政府の無能力性」と「自衛隊、警察、消防、や罹災市町村の地方行政」の有能性を鮮明にした前例はなのではないか。
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「日本の英知」結集も議論バラバラ 「アイデアの羅列になる」
産経新聞 2011.5.15 21:36
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